釣 行 日:2009年4月4日(土)
釣行場所:銭洲群礁 エビ根
利用渡船:DC賀寿丸
海 況:小潮、潮は南東から西へ緩い、波ウネリ共にやや高い、南風、晴、水温15.2℃


TGKの早藤です。

一昨年頃からトライし始め、ようやく3度目で銭洲に行く事ができました。

 今回は、金田STAFF、淡路会員、広垣会員、私の4人での釣行となりました。いつものようにタカラに集合し銭洲への期待を膨 らませ下田へ出発しました。天気予報では曇りのち雨で前線が南から北上するため、ウネリの影響で銭洲に行けるか微妙な状況 でした。出船は朝4時過ぎとの話だったのですが3時半に賀寿丸がやってきました。「これは行けるかも知れない!」と思い、初 の銭洲釣行に期待が膨らみました。荷物を船に積み込み4時前に下田を出向し、一旦、神津島を目指しました。殆ど大きな揺れ も無く快適なクルージングで神津島の前浜港に到着しました。ここからついに銭洲を目指して出発しました。朝は天候的には申 し分無く1時間弱で銭洲群礁に到着しました。最初に船長から金田STAFFの名前が呼ばれ、私達は憧れのエビ根に渡礁する事がで きました。

銭洲群礁到着! 淡路会員と金田STAFFの竿出し

 クジ順毎に釣り座を決め、磯裏向きに右から金田SAFF、淡路会員、私が入り、表向きに広垣会員が入りました。開始早々ヒッ トさせたのは淡路会員で40cm程のシマアジのラッシュが始まっていました。私も環L00のウキとグレメタル2号+4号ハリスをセ ットし足元のサラシの切れ目から左側への流れに乗せてみました。早速、ウキが海面下数cmをシモリながらゆっくり左側に流れ たため、魚がいる事が分かりました。直ぐに環L00Rに換えてみるとラインがスプールから勢い良く飛び出して行きました。左側 の磯際に走りましたが、それ以上走らないように強引に竿で止め、動きが止まったところで一気に寄せてみると44cmの尾長メジ ナが上がってきました。これで尾長の連荘モードに突入か?と思われましたが朝はシマアジの活性が高くメジナはポツリポツリ 食ってくる状況でした。逆に磯表側に入った広垣会員の様子を見るとイスズミの猛攻に苦戦しているようで、ウネリの波も高く なり潮を被る状況となったため、磯裏側の一番左に釣り座を移動しました。

淡路会員にヒット 広垣会員の竿出し

 9時過ぎになり朝の食いも一段落すると一番左側に入った広垣会員がサラシの払出し周辺で40cm前後の尾長やシマアジを連発 し始めました。周りの様子を見てみるとネープルス方向の沖にイルカの群れが背ビレを出して泳いでいるのが確認できました。 その影響からか魚が食い渋る状況が昼まで続きました。その間、私は全く魚を掛けていなかったため、淡路会員のアドバイスで 一番左側(広垣会員の左)の釣り座に変更する事にしました。磯際のサラシにコマセを撒き、サラシの払出し周辺を流しながら様 子を見てみました。ウネリが若干大きくなり始め、サラシ周辺が大きく上下するため中々仕掛けが落ち着かないせいか魚が口を 使いません。

私の釣り座 お世話になった賀寿丸

 潮が若干、左から右に流れ始めると右側に並んでいた淡路会員や広垣会員が竿を曲げ初めていました。既に3時間以上釣れな い状況が続いていたため、仕掛けを大きく変更する必要があると判断し、使い続けていたグレメタルをやめ、通常のフロロ4号 ハリス+8号針に変更する事にしました。また、沖にカモメも見え始め、ようやくコマセの流れを把握する事ができました。30 m程遠投し沖をじっくり流してみるとようやく沖でヒットしましたが残念ながらハリはずれ。針掛かりし易いように刺し餌のボ イルを針のサイズにピッタリ合うように付け、沖で左からゆっくり右に流れる潮に乗るようにダイレクトに遠投していきました 。磯上がりの時間も近づき祈るように待っていると70m程流したところで待望のヒット!。余裕をもってラインを出したところ でグッと合わせを入れると完全に竿に乗り、初めてドラグが出されました。広垣会員にタモ入れを手伝って頂き、この日一番の サイズを釣る事ができました。磯の上で計ると残念ながら50cmは到達していませんでしたが自己記録の48cmの尾長でした。めっ たに乗れない磯での上がり30分前の釣果のため、心境的には天国と地獄といった感じでした。

納竿後の金田STAFFと広垣会員 私の釣果(尾長47.5cm)

 下田港に帰り、船長に検量してもらうと47.5cmでこの日の竿頭となりました。今回は状況に対応した仕掛けの切り替えや流す ポイント等、色々と反省点もありますが、初の銭洲釣行でエビ根に乗り、自己記録更新できた事は自分にとって意義のある釣行 だと思っています。一緒に同行して頂いた金田STAFFや淡路会員、広垣会員、本当に有難う御座いました。

銭洲は釣り人にとって夢のある釣り場という事を実感できた一日でした。

 ●仕掛け
 ・ロッド:紫電3号 530
 ・リール:BBX-尾長SP6000D
 ・道 糸:ハイポジションフロート4号
 ・ハリス:グレメタル2号+Lハード4号→グレメタル2号+Lハード3号→Lハード4号
 ・ハ リ:ふかせぐれ7号→寒グレ7号→ふかせぐれ8号→ふかせぐれ7号
 ・ウ キ:L00→L00R→超L00R→超M000R→L00R
 ・刺し餌:ボイル、生
 ・撒き餌:ボイル6kg(そのまま)

 ●釣果
 ・尾長メジナ40cm, 44cm, 47.5cm、シマアジ40cm強×2匹 その他 ベラ×2匹



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