釣 行 日:2008年6月21日
釣行場所:式根島
利用渡船:喜久丸(伊豆下田フィッシング)
海 況:中潮、下り、波やや高い、南西風強い、雨、水温19℃台
磯 名:あの島


TGKの早藤です。

 今回は金田STAFFや極釣会・佐山氏のお誘いで極釣会例会にオブザーバー参加させて頂きました。最初の予定では鵜渡根の予定 だったのですが、凪が良くなかったため式根島に変更となりました。1月以来の久々の離島のため、大物への期待が膨らみまし た。出発前に天気予報をチェックしてみると、昼ぐらいから予想外の大雨。前回釣行の大瀬では、ずっと雨に降られ寒い思いを したため、今回は雨ガッパを磯クールに入れておきました。

 タカラに到着後、極釣会の皆さんに挨拶し、金田STAFFと共に下田フィッシングに向かいました。道中かなりの大雨で「本当に 釣りに行けるの?」と思いましたが、下田フィッシングに到着すると小雨になり一安心。シンシ船長に挨拶し、荷物を船に積み 込AM3:30に出発となりました。予報では南西の風が強いため、風をかわせる島の北東側の磯に渡る事となりました。クジ順毎に 渡礁していき「次は一人ずつ行こうか」と船長の指示で私は「あの島」に渡る事となりました。

今回の釣り座(あの島・先端)

 朝は少し足場の高いチャカ場付近に釣り座を構えました。磯際周辺にコマセを打ち、ウキはL00(超高重心)をセットし、サラ シが押し出す潮に乗るように20m程投げて釣り始めました。ゆっくり流れながらもウキを抑えるようなアタリははあるのですが 魚が口を使いません。ウキをL000R(超高重心)に交換し、一番アタリのあるサラシの切れ目付近に投入しゆっくり流すとじんわ りウキが入っていきました。ウキが見えなくなりかけたところでラインがスルスル引っ張り出されたのでアワセを入れるとズシ ッとした手ごたえ。その瞬間、魚が走り出したので竿でタメようとしたのですが高切れしてしましました(一瞬の出来事で茫然 自失)。肝心の一発目をバラし意気消沈していましたが気を取り直し釣りを再開。先程のバラシの影響か魚が全く食わなくなり ました。AM9:30過ぎに船長が見回りに来た時に「磯換えするか?」と言ってくれたのですが沖の潮がまだ流れているように見え たので自分を信じ同じ磯で粘ってみました。対面の磯では強風のため釣り人が磯換えするのが見えました(私もこの時まではパ ーフェクト坊主だったので羨ましく思えました)。幸い自分の磯は風が後ろから吹いていたので何とか釣りが出来たのですが、 どんどん潮が下がるのと強風のため道糸が吹かれ、沖からの波で仕掛けが馴染まなくなりました。ウキをS0+水中センサーに変 更し仕掛けが潮に馴染むように流してみました。釣り開始から3時間以上経ち、ようやく沖から26cm、30cmと尾長メジナが釣れ 出したのですが、益々風が強くなり水中センサーでも仕掛けが馴染まなくなりました。

 休憩しながら周りの様子を見ていると、潮が引いたため先端部分で竿が出せそうになっていました。釣り座に入る前に10分 程波の当たる様子を観察すると大きな波は当たらないようなので釣り座変更を決定しました。ウキをM00Rに変更し仕掛けを20m 程遠投すると、ウキがゆっくり流れたため様子を見てみました。30分程釣り続けると沖50m付近でラインが勢い良く飛び出して いき、寄せてみると44cmの尾長でした。再度、同じ流れの方向に遠投して流していくと、先程よりも強烈なアタリ。簡単には止 まらなそうだったので、ロッドを水平に寝かせてやり取りしました。ロッドの貯めでジワジワ浮かすと上がってきたのは尾長で は無く60オーバーの真鯛でした。その後、雨も強くなり海況も悪化する恐れがあったため、船長判断で12時過ぎに納竿となりま した。

今回は、お世話して頂いた極釣会の皆さんに改めてお礼申し上げます。

尾長&真鯛 真鯛と私

 ●仕掛け
 ・ロッド:紫電2号 530
 ・リール:BBX-尾長SP6000D
 ・道 糸:3号→4号→3号
 ・ハリス:5号→4号→3.5号→3号
 ・ハ リ:あわせ尾長8号→SUPERビィトム8号→ふかせグレ7号
 ・ウ キ:超L00→超L000R→S0+水中センサ→M00R
 ●釣果
 ・尾長26-44cm3匹、真鯛63cm1匹


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