TEAM GUREKO関東 第9回GUREKO杯

釣 行 日:2011年12月17日(土)*旧暦:11/23 
釣行場所:熱海 アラレ
利用渡船:富士丸 090-1236-8594
海 況:小潮、西風、波低いがウネリやや高い、晴、水温18℃前後
競技規定:25cm以上のメジナ10枚までの総重量
参加者:6名
     淡路会員、金田会員、清水会員、生江会員、橋本会員、広垣会員


お世話になった富士丸

TEAM GUREKO関東のキンタこと金田です。
先般、12/17に年1回のチーム公式戦である第9回GUREKO杯を開催しましたので、その様子を報告させていただきます。

金田(アラレ) GUREKOウキ

 いやはや・・・GUREKO杯を開催する12月は北西風が吹き始めるので会場の選定に苦慮し、最近は両方の風に対応できる大瀬を 選んでいたのですが・・・逆に釣りはできても風を避けることができずに辛い釣りが続いていました。そこで、もし北東風であ っても西側は渡船エリアが多いので数人なら直前でも割り込めるだろうと考え、思い切って事前予約は渡船エリアの少ない東側 にしました。今回は熱海とし、アラレ、カンノン及びワク島を事前に予約しておきました。なお、去年はMan to Manのトーナメ ント形式でしたが、Team GUREKOのモットーである"より大物を!両型をより多く!"の原点に戻り、与えられたポイントでじっ くりと釣果を重ねる方式にしました。

 開催日がせまり・・・案の定、北西風の予報です。熱海を抑えておいて正解でした。船長に近況を確認したところ「いや〜ま だサイズが小さいね〜30チョットがいいとこ。コッパなら数釣れるよ!」とのこと(トーナメント形式なら良いんだけど・・・ う〜ん溜息)。そこで当初はキーパーを27cm以上に設定予定でしたが、25cmに修正しました(結果、この設定がリミットメイク ラインにドンピシャで大正解!)。

渡礁風景(アラレ) 広垣会員(ワク島)

 さ〜出船です。クジ順に従って、生江会員と私(金田)がアラレに、橋本会員と清水会員がカンノンに、淡路会員と広垣会員 がワク島にあがりました。

最後はキレイにね! 競技を終えて

 それぞれの磯の状況は以下のとおりです。なお、カンノンについては優勝コメントとともに後述させていただきます。

【大会結果】

会員名
 総重量  最大魚
優勝
橋本会員
3.8kg(10枚)39.5cm
準優勝
淡路会員
3.7kg(10枚)30.0cm
第三位
清水会員
2.6kg(6枚)33.5cm

検量風景 検寸風景

【アラレ:生江会員】

生江会員(アラレ)

 金田会員と2人でアラレに乗りました。当日は凪ぎで風も無く絶好の釣り日よりでした。橋本会員から海から見て左の奥の釣 り座で大物が出ると聞いていたので、荷物運びが多少大変でしたがそのポイントを釣り座としました。釣り出してみるとキワを 狙おうが、沖を狙おうがひたすらコッパメジナ・・・(汗)午前中はほとんど25cm以上のキーパーを釣ることができませんでし た。しかもキタマクラにかなり針を取られました。キーパーが釣れ出したのは午後1時半位からでした。沖の泡が溜まっている ポイントに仕掛けを投入し仕掛けをジワジワ落としていき・・・仕掛けが立ったところで今度は浮きがシモリ出します。約1ヒ ロ程仕掛けがしもったところでアタリが出ます。この時間はほとんど1投1尾ペースで25cm近辺のメジナを釣ることができました 。しかし、潮が変わり釣れなくなったので釣り座を右奥に移動し、コマセを入れず挿し餌のみでキワを落としてみまたところ・ ・・これが大正解で36cmの口太をゲットできました。しかしながら、25cmオーバーは5尾までしか揃えることができず5位に終わ りました。(ちなみに金田は30cmまでを7枚で4位に終わりました・・・泣)

【カンノン:清水会員】

清水会員(カンノン) 第3位:清水会員

 水温が18度前後に下がったので魚の活性が少し下がったと思いきや、コマセを撒くと餌取&木っ端のオンパレードで25cm以上 のキーパーサイズがなかなかつれず苦労しました。橋本さんのコメントにある通り、終了の2時間前位からやっと検量サイズが 連れ出し10枚を揃えることができませんでしたが、運良く3位に入賞することができました。

【ワク島:淡路会員】

淡路会員(ワク島) 準優勝:淡路会員

 渡礁順を決めるクジで、5番となり、6番クジを引いた広垣会員とともにワク島に渡礁しました。事前のイメージは比較的小さ な磯かと思っていましたが、予想に反して以外に大きく、5〜6人は竿が出せる程の大きさでした。今回は広垣会員と2人で独占 できたのでゆっくりでしたが、今大会のルールでは一度決めたらポイント変更が出来ないため、事前に熱海をホームグラウンド にしている橋本会員に伺っていた先端に左右に分かれて釣座を決めました。クジ順の若い私は足元に根がなく釣りやすそうな右 側を選定し、広垣会員はカンノン向かいを選定しました。どちらのポイントもマキエをまくと水面付近にエサ取りが大量に群れ てきましたが、釣果は対照的で広垣会員はベラ、ベラ、ベラ・・・に対して私は運よく規定の25cm前後がコンスタントに連れ終 日メジナの引きを楽しめました。午後2時半頃までに規定の25cm以上を10匹キープできたので、陽が伊豆半島にかかり始めサイ ズアップが期待できる残りの1時間(3時半納竿)にかけるつもりでしたが、マキエの配分を間違え残り僅か(・・・冷汗タラ〜 リ)。案の定、3時を過ぎた頃から良型と思われる魚影がちらほら見え始めたので残りのマキエをかき集めて、仕掛けを投入し てアタリを待つと、良い感じでウキが沈み始め集中していると・・・「アタリが!」すかさずアワセを軽く入れると一気にもっ ていかれ痛恨のバラシ。もうマキケが尽きていたので磯に落ちているマキエを拾い集めて、再度仕掛けを投入すると・・・「ま たもや良いアタリが!」今度はしっかりと針掛かりしたようで、何度か強い引きに耐えつつやり取りをして、寄せようとしたと ころ仕掛けがヒラヒラ〜。今度はハリスが解けたようで針がなくなっていました。明らかに40cm位の魚の引きだったので本当に 悔しい思いをしました。結果、100g差で2位となりこちらも惜しい思いをしました。来年は頑張りたいと思います。

【カンノン:橋本会員】

橋本会員(カンノン) 最大魚39.5cm(橋本会員)

 チームGUREKO関東の橋本です、GUREKO杯も今回で3回目の参加なので優勝狙いで参加してきました。開催場所も、いつもの大 瀬ではなく私の得意としている熱海だったので、余計に期待してしまいました。自分自身、10月のグレマス予選以来の磯釣りだ ったので、どうなるのかわかりませんでしたが、ホームグランドの熱海なので、何処に乗ってもなんとかなるかな〜ぐらいな・ ・・

GUREKO杯引継:生江会員→橋本会員

 当日は北西〜西寄りの風だったので、多少ウネリはあるものの良い条件のはずだったのですが・・・クジ引きで3番クジだっ たので、4番クジの清水会員と一緒にカンノンと言う磯に乗りました。3番クジの私から場所決めだったので、もう少し荒れてい るようなら浅場のポイントだったのですが、そこまで荒れていなかったので沖向きの先端を選んでみました。このポイントは、 正面は竿一本以上のハエ根ですが、両サイドが切れ込んだ小さいワンドになっているので磯際狙いには持ってこいのポイントで す。支度を終えて釣り始め、一投目からコッパ・・・・二投目べラ・・・三投目コッパ・・・・・前評判通りのサイズで厳しい 〜!そこで、用意していた自作練り餌を試したところいきなりのキーパーサイズが!でも後が続かずギリキーパを揃えるのがや っとの状態が・・・(汗)いつもの事ですが・・・昼過ぎからの活性が上がる事を信じてコッパを釣りまくり・・・2時を過ぎ た頃から海の様子が変わってきたような・・・??いままでいた餌取りの動きが・・・??ここで、作戦を変えてハリスにジン タンの段打ちでサラシが落ち着いたのを見計らって磯際を重点的に狙う事に、アタリは微妙で糸を張っていないと出ない・・・ 殆どミャク釣り状態でキーパー入れ替えに成功しました。時間も残り僅かになった所で、またアタリが無くなって・・・・こん な時はデカイのが居るのでは・・・??と・・・思っていたら、終了直前に本日最大となる39.5cmのメジナを取り、これがキッ カーとなって初優勝の上に大物賞のオマケまでついてきました(よっしゃ〜ガッツポーズ!)。今回はホームグラウンドの熱海 だったので、焦りも無く釣りに集中出来たのが、勝因だったかもしれませんね・・・(ワハハ!)まず来年二連覇・・・そして だれも達成していない三連覇目指して運を味方にして頑張ります(ムフフ・・・)。

〔セッティング〕
 ロッド:DXR1.65−530
 リール:BBXテクニウムMgC3000D
 道糸:ファインフロート2号
 ハリス:ブラックストリーム1.5号
 ハリ:瞬貫グレ5号
 刺し餌:ボイル 自作練り餌
 撒き餌:ボイル ボイル+オキアミ+配合+パン粉
 ウキ:環付S-0000R(超高重心)

優勝:橋本会員.

【幹事総評:金田】

 優勝と準優勝が100gという僅差で決着がつきました。それも淡路会員が両型キーパーを10枚揃えてきたのに対して、片や対照 的に39.5cmというキッカーを入れて優勝した橋本会員。2人ともGUREKO杯にふさわしい接戦でした。来年はどのようなドラマが 待ち受けているのか?今から楽しみです。

 最後になりましたが、少人数での貸し切りを快く引き受けていただいた富士丸さんに感謝の言葉もありません。また、賞品提 供では"手作り浮き工房GUREKO"様にもこの場を借りてお礼申し上げます。

参加者

文:淡路会員、生江会員、橋本会員、金田
写真:淡路会員、清水会員、生江会員、橋本会員、広垣会員、金田
編集:早藤会員、金田



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