TEAM GUREKO関東 第5回GUREKO杯

釣 行 日:2007年12月1日(土)
釣行場所:大瀬(蓑掛島、親島)
利用渡船:大倉丸(倉ノ下)
海 況:小潮、ウネリ大、北東風(弱い)→西風(やや強い)、晴れ、水温18.7℃
参加者:8名(以下、クジ順で記載)
     蓑掛島(青木会員、清水STAFF、金田STAFF)
     親島(廣垣会員、早藤会員、生江会員、八尾会員、坂根会員)
競技規定:
 ・グレ25cm以上5匹までの総重量
 ・GUREKOウキを使用したフカセ釣りに限る
 ・ポイントはクジ番号の若い順に決定。尚、10時に優先権を変更し、逆に大きい順に決定


TEAM GUREKO関東の早藤です。

 12月1日に年に1度のTGK公式戦であるGUREKO杯が開催されました。年々会員の皆さんもレベルアップしているため、自分は優 勝は無理だろうと思っていましたが、昨年、念願の優勝を手にする事ができました。今年も私にとって思い出の場所である大瀬 での開催となり、最後まで諦めずに釣り続ける事を念頭に参加しました。

各磯の状況は以下のとおりです。

蓑掛島 蓑掛島(清水STAFFの竿出し) 「アイゴ・・・」青木会員(蓑掛島)

【蓑掛島:コメント by 青木会員】

 ウネリの影響が大きく何とか渡礁できそうな蓑掛島に乗りました。ここは船長も乗せた事が無いらしく状況については「わか らない」との事でした。今回はくじ引きにより金田さん、清水さんの両STAFFと一緒なり、真ん中に金田さん、その左隣りに清 水さん、一番右のチャカ場に青木が入りました。最初の印象は手前に適度に根があり、ちょっと沖には潮ダマリの泡も見えてそ んなに悪くない印象でした。今回ほとんど準備をしていなかったので両STAFFの釣りを見学しながらゆっくり釣り始めました。 潮はゆっくり左から右に流れる状況で水温は測ってはいませんが低めのようです。そのせいか付け餌が残ってくる確立が高く、 しかもたまにかじられてもどうもメジナっぽくない。そうこうしているうちに清水さんの竿が大きくしなっていました。「さす が」と思いつつどうもメジナっぽくない。上がってきたのはアイゴでした。その後、私にも当たりがありましたが上がってきた のはやはりアイゴ。AM10時になり、金田さんと場所を交代しましたが状況に変わりなく、金田さんがおいしそうなカワハギを2 匹釣り上げたのみで結局、同じ磯に乗った3人仲良くメジナ坊主でした。しかし隣の磯に入った家族連れは最後にメジナを釣り 上げ「実はメジナいたのでは?」と手遅れながら思いました。

親島全景 親島での1コマ 親島(釣り座変更後の坂根・八尾会員)

【親島:コメント by 廣垣会員】

 親島は大瀬の磯の中でも最も石廊崎寄りに位置する磯で、東側のうねりは牛ヶ瀬が消波ブロック代わりになる。高さも5mほ ど有る磯で、釣り座を選べば西風もかわせるので、おそらく大瀬で最も渡礁率の高い礒だと思われる。当日は、まさに東からの ウネリガ大きく、この日の状況では一番安全で且つ潮もきいていた磯。この磯に、生江会員、早藤会員、八尾会員、坂根会員と 5人で降り立った。潮は当初東側から本瀬港の方に流れ、生江会員の前方のサラシの下で潜り潮となっていた。ここにコマセが 溜まっていたようで、このポイントにどの角度、タイミングで仕掛けを入れられるかが釣果を分けたようだ。

親島(釣り座変更後の生江・廣垣会員) 親島(今回のヒットポイント周辺) お世話になった大倉丸

●大会成績

会員名
総重量
 内訳
優勝
早藤
 1,120g 27.0〜29.0cmを3匹
準優勝
生江
 750g 27.5cmを2匹

【大物賞】
 早藤:口太グレ29.0cm

検量風景 検量されたメジナ 結果発表

【優勝者コメント by 早藤会員】

 前半は一番右側の釣り座に入りました。最初、GUREKO浮き環M0で魚の活性や潮の状況を確認してみました。潮が沖側から来る 波と共に右から左に流れるため、あっという間に左側の八尾会員にクロスするため、なるべく遠投し、左斜め沖にゆっくり流れ るポイントを探していきました。沈み根付近でウキが少しだけシモるのですが中々食い込まないため環M00Rに交換後、浮きがし もるポイントでコマセを追い打ちしながら集中的に探りました。ラインが一瞬走る感じはあるのですが中々食い込みません。浮 きが見えなくなるまで待ってから合わせるとようやく木っ端グレが釣れ始めました。このパターンで根回り付近で何とか2匹(27 cm前後)のキーパーを釣る事ができました。10時に釣り座を左側に変更し、ちょうど前回釣れたポイントの真正面に入る事がで きました。足元から浮きを流していくとちょうど先程釣れたポイント付近に流れるのですが、満潮近くになったためか、そこか ら先には流れなくなっていました。休憩後、同じポイントでの釣りに見切りをつけ、前半で釣れていなかった沖の沈み根周りを 遠投で探ってみました。今度は左から右にゆっくり流れ始めたため、浮きの様子を見ているとゆっくり浮きがシモリ出すポイン トを発見しました。そのポイントを集中的に探ってみると、浮きが今までに無かったスピードで入っていったため、寄せてみる と何とかキーパーを1匹(29cm)追加する事ができました。その後、何度か浮きが沈む場面があったのですが、メジナがエサを離 すのかキーパーを追加する事はできませんでした。後半は同じ磯の生江会員の追い上げで接戦となりましたが、幸運にも優勝す る事ができました。

[早藤会員仕掛け]
 ロッド:制覇1号 530
 リール:BBX-テクニウム1700D
 道 糸:ファインフロート1.7号
 ハリス:ジョイナー1.7→1.5号
 ハ リ:競技ビィトム5号→ひねくれグレ4号→短グレ4号→クロマルチ3号
 ウ キ:環付きM0→M00R

GUREKO杯トロフィー贈呈 参加賞(浮き)の贈呈 優勝:早藤会員

●総評
 本大会では予想以上のウネリを伴い、2つの磯限定での釣りとなりましたが参加者や関係者のご協力で無事、大会を終える事 ができました。大会準備でご苦労して頂いた金田STAFFや参加者の皆さん、商品を提供して頂いた「GUREKO」様、「釣りエサセンタ ー タカラ」様、渡船でお世話して頂いた「倉の下」様に心からお礼申し上げます。

大会参加者

文責:青木、廣垣、早藤  写真提供:金田、早藤



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