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釣 行 日:2010年3月27日(土)
釣り場:神子元島 アンドロ
利用渡船:みこもと丸(伊豆下田フィッシング)
海 況:中潮、潮上り(トロトロ)、波低いがウネリあり、北東強風→静穏、晴れ時々曇り、水温13℃後半→14℃前半
TEAM GUREKO関東(TGK)のキンタこと金田です。
前日の天気予報では、午前中いっぱいは北東風弱で、昼過ぎから西風強とのこと。「とにかく午前中が勝負だな!」と言い聞
かせ、いつもの釣り餌センタータカラにてボイル6kgとアミエビ4kgと予備の配合を仕入れて下田へと向かった。
下田港に着いてびっくり!なんと北東風が吹き荒れていた(唖然・・・)。少し動揺しながらも、船に荷物を積み込んで下田
港を出発した。神子元島に着いてみると北東風がさらに強くなっているようで、ウネリも多少大きい状況・・・(冷や汗)。し
かし、アンドロは使えそうだとのことで、すでに2グループ数人が船首に集まっていたが、私は単独釣行だったので〜チャッカ
リ荷物を船首に運んで同礁させていただいた(笑)。そして協力しながら荷物を高い場所に運んだ後、各自が釣り座についてい
った。「下り潮が入っているはず!」と「風を背にできる!」ことから、ヘイ下向きのワンドに人気が集中して釣り座は満杯状
態(汗タラ〜リ)。「さて〜」と私はというと・・・風をまともに横から受けてしまうが、上り潮でも下り潮でも対応できる三
ッ根向かいの高場に釣り座をかまえた。釣り座から海の様子を伺うと、足元の両側から沖に向かって2本のサラシがでており、
沖で上り潮とぶつかってきれいな潮目ができていた(あれっ?そう!下りが入っているはずが、既に上り潮ということは・・・
ヘイ下向きワンドはただの水溜り・・・びっしり並んだ皆さんは・・・気の毒に・・・)とま〜こんな状況だったので、これな
ら変に撒き餌を沖に撒くより、足元1点に撒き続ければ、両側のサラシが撒き餌を沖の潮目に運んでくれると考え、配合エサは
使用せずに、ボイルとアミエビだけにすることとし、海水を多めに入れてなじませた。とにかく撒き餌を足元に打ちながら準備
を開始。仕掛けだが・・・横風が尋常でないぐらいに強い状況なので、ウキは環付L-00Rを選択してウキ止無しのスルスルとし
、道糸にJ.クッション水中のL J3をセットした。この時季の神子元島なら良型の口太と尾長の両方がくる可能性があるのでハリ
は悩んだ・・・そこでネムリは入っているが浅いので口太にも対応可能な鬼掛尾長ネムリを選択した。
足元の撒き餌が沖の潮目で効いてくれて、沖の潮目でツケエと撒き餌を同調させればグレを手にできるはず!と勝手に決め込
んで釣りを開始(ワハハ!)。しか〜し、当日の北東風(横風)の強さは半端ね〜で、数回尻もちをつくほどであった。このよ
うな海況であったので・・・最初の1匹を手にしたのは釣りを開始してから3時間も経っていた。また、よりによって30cmクラス
の尾長で(溜息・・・)、このサイズが来るということはタナが浅く、良型の口太を狙うにはもう少し仕掛を深いタナに入れ込
む必要があると考え、そこで次に打った手はガン玉を打つのではなく、ハリスにワンタッチ・ハリス水中の-0号をハリから1.5m
付近に付けた。つまり、単に重くして沈めるのではなく、シーアンカー(パラシュート)効果を強めてしっかり潮を掴んでもら
って仕掛を入れていこうと考えた。そうすると先ほどより安定して仕掛が入っていくようになった。そしてポイント付近で仕掛
を引っ張ってからゆっくり道糸を送り込むと、払い出しの流れに乗って仕掛が引き込まれて行き・・・//大ちゃん 大ちゃん
大ちゃん 大ちゃん 大ちゃん・・・・・・//と" 大ちゃんモード"「イヤッ!ちが〜う!モトイ!」//金ちゃん 金ちゃん
金ちゃん 金ちゃん 金ちゃん・・・・・・//の"金ちゃんモード"に突入!「クンックンッ」と竿先にてアタリを感じたのでア
ワセを入れると気持ち良い重量感!タモに収まったのは37cmの口太。この1匹で方法は間違ってないと確信して粘った結果、40
cmの口太を追加。この3匹を手にするのに5時間もかかってしまったが、風の強い状況を考えると上出来では?(ポンポッポコ
ポン!ワハワハワハ!)。
そうこうしていると昼過ぎには風が弱まったので、すかさず仕掛チェーンジ!二つのシーアンカー(パラシュート)系アイテ
ムを取り外し、ウキもL-000Rに変更。風が邪魔しないなら抵抗の少ない軽い仕掛がモチ有利!すると・・・//金ちゃん 金ちゃ
ん 金ちゃん 金ちゃん 金ちゃん 金ちゃん 金ちゃん 金ちゃん 金ちゃん 金ちゃん 金ちゃん 金ちゃん・・・・・
・//の"金ちゃん確変モード"に大突入!わずか30分足らずで口太43cm、尾長41cmと42cmを追加(ポンポッポコポン!ポンポッポ
コポン!ウハウハ!ワハハ!)。
今回、風の強い場合と弱い場合とで仕掛を使い分けて、強風時には時間をかけて苦労しながらもなんとか型を見ることができ
、風が弱まったら短時間で良い釣果を得た。とにかく良い意味でも悪い意味でも風に振り回された1日であったが、自分にとっ
ては意義深い釣行となった。
【本日の一言】
自然とケンカしちゃ〜ダ〜メ・・・仲良く楽しまなきゃ・・・ね!
■仕掛け
ロッド:FULL FIELD砕波 STRONG 1.5号 530
リール:トーナメント ISO Z(銀狼スプール使用)
ライン:フロストンV2 2号 150m
ハリス:ジョイナーV2 2.5号(2〜2.5ヒロ)
ハ リ:鬼掛尾長ネムリ茶8号
ウ キ:S-00R、超高重心S-000R
アイテム:
[強風時]
環付L-00R+カラマンボウロング+J.クッション水中L J3(半遊動)+TGパワーノットスイベル+ワンタッチ・ハリス水中-0(固定)
[弱風時]
環付超高重心L-000R+カラマンボウロング+TGパワーノットスイベル
刺し餌:ボイル、ボイル+オキアミ職人
撒き餌:ボイル6kg+アミエビ4kg(予備としてボイルマジック、ホワイトパワープラス及び釣り用パン粉を携行)
■釣果
口太メジナ:37cm、40cm、43cm
尾長メジナ:30cm、41cm、42cm
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