釣 行 日:2010年1月10日(日)
釣り場:熱海 エボシ→ワク島
利用渡船:富士丸 090-1236-8594
海 況:若潮、下り潮、波低いがウネリ大、晴れ、水温未確認(ただ・・・年末から一気に5℃低下したとのこと・・・)


TEAM GUREKO関東(TGK)のキンタこと金田です。
新年の挨拶が遅れましたが今年もよろしくお願い申し上げます。

 今やホームグラウンドの一つに定着してきた熱海に早藤会員、橋本会員と橋本会員の友人の4人で行ってきましたので報告し ます。

 いつもの釣り餌センタータカラに集合して撒き餌を準備。熱海は伊豆半島の渡船では珍しく夕方4時アガリなので多めに撒き 餌を用意した。ちなみに予約している磯はエボシとアラレとのことで、磯割について相談した結果、私はエボシにのったことが ないので希望し、早藤会員と私がエボシ、橋本会員と友人はアラレと決定した。

 さあ出船!熱海の港湾内は穏やかだったが、熱海大堤防を過ぎた瞬間大きなウネリを感じた。橋本会員が「これじゃ〜少しエ ボシは厳しいかな?どうします〜ワク島も空いているらしいですよ」と聞いてきたので「様子をみて判断するよ」と回答。エボ シに近づくと大丈夫そうなのでそのまま渡礁。

 エボシの釣り座は熱海港向きのチャカ場と多賀向きの一段低い先端の2か所とのこと。珍しく早藤さんにジャンケンで勝ち (笑)。ビビリの私は迷わずチャカ場を選択。まずは超高重心環付きS-000Rを選択して完全フカセのスルスルで開始した。少し当 て潮気味であるが払い出しがきついので、足元の波が上がって来る割れ目に集中して撒き餌を打ち、あまり拡散しないように留 意した。仕掛けを磯際に入れて、張りながら当て潮に合わせて壁沿いを沖向き先端方向に流し込んでいくが・・・し〜か〜し、 まったくアタリもなく刺し餌も取られない・・・「どういうことだ?」と焦っていると・・・先端付近まで流したあたりで竿先 に反応がでてグングンとゆっくり絞り込まれていく。斜めに竿を起こすだけのアワセを入れるとグラっと重く反転するのを感じ たあと手元にゴンゴンと重量感が伝わってきて、すぐにメジナじゃないとわかった。そう!にっくき黒銀のヤツ・・・狙うと釣 れないのに(フッ溜息)・・・昔、和歌山(実は和歌山出身なんです)で紀州釣りやイカダで狙っていたときは49cm止まりばっ かりだったのに・・・やっぱりコイツはボイルが好物なのだ(まちがいない!久しぶりの長井秀和登場!)。

賀寿丸とエビ根&ヒラッタイ

 大型のクロダイがウロウロするとピタッとメジナは喰わなくなる。それで私はクロダイが嫌いになってしまった。「よし!退 治したからメジナは これからだ!」と意気込んで足元を見ると愕然・・・そう!デカイのがヒラを打つ光景が飛 び込んできたのだ・・・「こいつも退治しなきゃメジナちゃんに出会えないのか?」と意気消沈・・・そうこうしているとウネ リが大きくなり危険な状態に!かな り高いところでやっていたのに幾度となくバッカンが浮きました・・・早 藤会員の様子は?と振り返ると・・・波飛沫のシャワーの中で黙々と釣り続けている・・・(唖然)。このままでは撤収もでき ない状態になりそうだったので、早藤さんと相談して船長を呼んでワク島に移動。

 さて・・・この時点では2人ともMB!(メジナボーズの意味)「熱海でこれじゃ〜しゃれなんね〜!」と気持ちを入れ替える 。沖を攻めるのが好きな早藤さんは沖向き先端、際釣りが好きな私は迷わず短竿に変更して磯際を攻めると一投目であっさりメ ジナをゲット!早藤さんもしばらくしてメジナをゲットして2人仲良くMB脱出「ほっ!」。しかしながら〜激渋(そりゃ〜5℃も 水温が下がったもんね)・・・とにかく張りながらでないと釣れない・・・私は磯際を攻めていたので、なんとか張りをつくる のは簡単であったが、沖を攻めながら早藤さんはゲットしていたので上手になったな〜と感心した(得意の水中センサーにも手 を出していませんでしたよ・・・笑)。とにかく水温が安定するまでは厳しい状況が続きそうです・・・でもその後は・・・楽 しみですよ。

■仕掛け
 ロッド:エボシ 1号530、ワク島 1号47-53(47で使用)
 リール:トーナメント ISO Z
 ライン:1.5号
 ハリス:1.25号
 ハ リ:速攻X5号、ヴィトム5号、スーパーヴィトム6号、短グレ5,8号、鬼掛浅層速掛5号
 ウ キ:S-00R、超高重心S-000R
 アイテム:カラマンボウロング+カラマンボウ
 刺し餌:ボイル、ボイル+ボナンザ
 撒き餌:ボイル6kg+ボイルマジック1袋+湧きグレ500遠投1袋+制覇グレ1袋+ヒロキューパン粉1袋

■釣果
 エボシ:クロダイ50cm強1枚
 ワク島:口太25-28cm10枚程度



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