釣 行 日:2010年5月6日(木)
釣り場:イナンバ (右本場ハナレ)
利用渡船:DC賀寿丸
海 況:水温19.2℃、水色濁り。潮の流れは南から時計回りに西まで回り速い。


イナンバ全景

Team GUREKOの広垣です。念願のロクマルをGetする事が出来ましたので状況レポートです。

 予想天気図とにらめっこしながら、GWに淡路会員と離島遠征を計画していて、神津か銭洲かとやきもきしていたら、前日にな ってイナンバに決定。当日の天気図は南に行くほど等圧線が開いており、下田からべた凪の海を3時間かけてクルージング後イ ナンバに到着。船は真っ先に右本場に舳先を向け、3名の釣り人が呼ばれた。「今回は、右本場は駄目か..。」と思っていた ら、船長から「広垣さん達も降りて、広垣さん達はハナレに渡って。」と、釣り座まで指定。イナンバのNo.1ポイントはこの右 本場ハナレで(当日の潮にもよりますが)、大型の実績が最も高いところ。願っても無いポイントだが、その分釣果も求められ るので、プレッシャーもかかる。(冷汗)

右本場ハナレ

 釣りを開始した時は、海に向かって左からうねりによるサラシがキツイものの、この場所の本命潮の左から右への流れ。3号 ロッド + BBX OnagaSPに5号の道糸、ハリスも5号と大物対応仕掛けで釣りを開始したが、何としょっぱなから5連発バラシ。一 発目は、手前に突っ込まれて沈み根に張り付かれバラシ。(たぶん尾長45cmクラス)二発目は、強烈な引きで、沈み根を避けよ うと強気に勝負したものの魚の方が強く、道糸から飛ばされバラシ。(たぶん尾長60cmクラス)三発目は、やり取りの最中に針 ハズレでバラシ。(たぶんイスズミ45cmクラス)四発目は、途中合わせを二回ほど入れたにも関わらず針ハズレでバラシ。(た ぶんシマアジか尾長)→針を1サイズ大きな剣華グレ10号に変更。五発目も、同様に合わせを入れたものの針ハズレでバラシ。 (たぶんシマアジか尾長)→針を“ねむり”の強くない尾長速攻に変更し、リールのドラグも若干緩めてみた。

 6度目の正直は、竿先にこつんとした弱い当りで、軽くあわせてやり取りを始めたら、途中から急に引き出した。二発目ほど の手応えは無かったので、比較的余裕でやり取りして、浮かせてみたら、「デカイ!」。2年前に、同じ場所でばらしたやつと 同じくらいデカイ、とても一人でタモ入れできないと判断して、淡路会員にヘルプをお願いした。このポイントはサラシが強く タモ入れが難しい場所。案の定、サラシで魚・タモが持っていかれ、二人掛かりで3分ぐらい掛かってようやくネット・イン。 磯の上に揚げてみたら、コイのようなでかさ。メジャーを当てたら62cmありました!。自己記録&GUREKODO更新を確信して、魚 を絞めてクーラーボックスに入れた、のが後々後悔する事に...。以上、ここまでが釣り開始から30分ぐらいの出来事。

念願の尾長60cm

 この後は潮が右から左に変わり、仕掛けは浮く、サラシはキツいで、かなり厳しい状況に。サラシを見ながら投入タイミング 、投入ポイントを変え、45クラスを2尾追尾。さらに、遠投して潮に乗せて本流釣りの要領で51cmを追加して終了となりました 。船にあがると、船長が「60釣った人居る?」と聞くので、手を挙げて鼻高々で検量に持ち込んだところ、“目盛の60cmに届か ず!?”、慌てて整体し直すと60cmジャスト、ぎりぎり60オーバー達成でした。賀寿丸のメジャーが辛めな事、淡路会員が60.2 cmを釣った時も、磯の上では62cmあった事を忘れていました..。生かしたまま検量すればよかった、痛恨です。自己記録更新 、ロクマルGetは成りましたが、GUREKODO更新成らずです(一人でタモ入れした訳ではないので達成感も今ひとつですが)。

尾長60cmと51cm

 しかし、何はともあれ磯釣り師の夢とも云える、60オーバーを手にする事ができましたので、淡路会員、船長には感謝、感謝 です。

■仕掛け
 ロッド:がまかつ遠征3号 530→アテンダー2.5号 500
 リール:BBX-尾長SP6000D
 ライン:バリバス バーマックス磯 5号
 ハリス:サンライン ブラックストリーム5号→3.5号
 ハ リ:あわせ尾長9号→剣華グレ10号→尾長速攻9号→競技ヴィトム8号
 ウ キ:GUREKO環付きL-00、L-0、L-00R、M-00。
 刺し餌:生オキアミ、ボイル
 撒き餌:生オキアミ6Kg+ボイル3Kg

■釣果
 尾長メジナ60cm, 51cm, 44cm、43cm。イスズミ2尾



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