釣 行 日:2006年5月17日(水)
釣行場所:伊豆諸島 銭洲群礁 エビ根
利用渡船:DC賀寿丸 Tel:04992-8-0190
海 況:中潮、波1.5m、潮 東からやや速い(最後だけ)、風 北東(弱い→やや強い)、曇り→小雨、水温19.7℃


ようやく銭洲に行ってきたよ〜!

 これまで毎日天気予報ばかりチェックして、仕事も手に付かないありさま・・・結局、今回も会社を休んでの釣行です(釣り バカぶり爆発!)。

DC賀寿丸は静かに前浜港を出航「いざ、銭洲へ!」。

恩馳群礁を横目に

恩馳群礁を横目に、賀寿丸はすべるように疾走!

 まずは小だるまと大だるまに立ち寄り、エビ根に着けた。釣り人を二人おろした後に「それじゃ金田さんも行こうか」と船長 の掛け声。私は幸運にもエビ根にあがることができ、闘志がメラメラと燃え上がった(ここは先日、チームメイトの淡路会員が 60.2cmをゲットした磯なのだ)。但し、撒き餌を入れた途端、磯際ではチョウチョウウオで、沖目ではイスズミで島(?)がで きるほどの状況(・・・汗)。予想はしていたものの、あまりにも凄まじい光景にしばし唖然・・・やはり既に旬は過ぎてしま ったのか?不安が脳裏をよぎった。超遠投釣法(80m以上は投げました。但し、追い風参考ですが・・・苦笑い)も不発。潮が 全く効いておらず、ミチイトが出て行かないどころか、00Rなら知らないうちに足元にきている始末(こりゃダメだ!)、本流 SP極にてポツポツと40cm前後の口太(湧きグレ)が掛かってくる程度だ(う〜ん、厳しい・・・)。とにかく潮が右に左にフラ フラしていて、それも当て潮気味に・・・(表側も裏側も・・・絶句!)。

小だるま 大だるま エビ根

 こんな状況なので、撒き餌で分離するのは不可能かと焦りがでてきた。ところが、色々試している内に、仕掛けがなじんでか ら撒き餌を被せると、イスズミの島はできるが、イスズミは掛かってこずにエサが残ることに気付いた。どうやら時間差攻撃に よる縦方向の分離が有効のようだ。但し、大型メジナのアタリは非常に渋く、「ビュビュッ」とミチイトを引き出すアタリは40 cm止まりとイマイチ調子に乗れない。ここで私は環付きSS-G2+水中センサーM(-00)をチョイス。水面ウキが支点となって適 度な張りが可能であり(釣り人の位置に関係なく360度方向に対応してくれます)、応えはすぐ出た(ニンマリ)。まず口太の 46.5cm(口太の自己記録更新)をゲット。続いて、尾長の50cmの上、おいしいそうなサイズのシマアジやイサキも混ざり、高級 おみやげもゲット!と笑いが止まらない状況に!。あがり一時間前には潮も効きだし、入れ食いモードに突入し(但し、アタリ は相変わらず激渋!)、とうとう尾長の56.5cmをゲット!!(これまた自己記録を大幅に更新!)。但し、毎回念のためハリス を交換したので、そんなに数は伸ばせない。そろそろ納竿時間が迫っていたところに大物の手応え!気合が入ったが大バラシ( びえ〜ん)。チモトを確認すると、ハリの結び目がほどけていた。既に指が攣っていたので、結びがあまかったようだ・・・こ れにて納竿・・・最後の最後に悔いが残る失敗をしてしまったが、この失敗を教訓にさらなる進化を遂げたい。

尾長50cm 釣果一部 口太46.5cm

なかなか渡礁できませんが、やっぱり銭洲はすごいとこでした。遠くに銭洲を眺めながら、来年またくることを誓った。

いよいよ、次は鵜渡根にステージを移して、今度こそ怪物をゲットしてやる!

【全体状況】
 この日の竿頭は、釣り研テスターの長瀬氏が釣り上げた58cmで同じエビ根であった。まだ少し楽しめると思うが、既にイスズ ミの海と化しており、口太も多いので尾長を釣るには少しコツがいるかな・・・

【今回のスタディー】
 やはり、結びが命!  

■使用タックル
 ロッド: ISOLIMITED T2 500-560
 リール: トーナメントISO Z(尾長スペシャルスプール仕様)
 ライン: Laiglon フロートタイプ 3.5号
 ハリス: シーガーGM 6号
 ハ リ: ZEEK尾長8号
 ウ キ: 環付きL-00R、環付き本流SP極0、環付き本流木津SP極00

 〔本日のアタリ〕
  環付きSS-G2+水中センサーM(-00)

■釣果
 尾長メジナ:50cm、56.5cm(他に42-47cmを5枚)
 口太メジナ:43-46.5cmを5枚
 シマアジ:1kg前後を3枚
 イサキ:40cmを1枚


Copyright (C) 2006 TEAM GUREKO KANTOH All Right Reserved.