釣 行 日:2006年1月22日(日)
釣行場所:南伊豆 大瀬 牛ヶ瀬
利用渡船:大倉丸(倉ノ下)TEL0558-65-0167
海 況:小潮、どさらし、波3mうねりあり、北東風(弱い)→西風(やや強い)、くもり→晴れ、水温15.4℃


【プロローグ】
 予報どおりに大雪となった土曜日(悪い予報はなぜか当たる)、あやしげなメールが飛び交った。「雪どうですか?俺はスタ ッドレスだから大丈夫っすよ」(清水)、「私もスタッドレスだから問題ないですよ。でも金田さんは?」(早藤)、「たまた まZ3は車検に出していて、パジェロ使用の特別許可をもらっているのだ(本来は家族専用)。もちスタッドレス」(きんた)で 、釣行は決定された(ほんと釣りバカ・・・)。

【本文】
 今年の伊豆半島は水温が比較的高く安定しており(むしろ伊豆諸島の方が水温14℃前後と低め)、渋々ながら型物はポツポツ 出ているようだ(但し、厄介なエサトリも多いが・・・)。当初は西伊豆の某所を予定していたが、この日は風が北東から西の 強風に変わる予報であったため出船せず、北東風にも西風にも対応できる大瀬を選択。

ファーストゲットの早藤会員 清水会員やりとり 金田会員のやりとり 牛ヶ瀬西向き

 我々は大瀬の一級磯である牛ヶ瀬に渡礁し、南東からのウネリがはいっていたため、西側に3人並んで竿を出した。水深はあ まりないが、シモリ根がきつくてサラシもあり、雰囲気はたっぷり。がっ!ウミタナゴやスズメダイの大群に襲われて、エサが 数秒ともたない・・・。暗〜いムードが漂う中、突然静寂が破られた。「きましたよ!」、振り返ると早藤会員が竿を曲げてお り、私がタモ入れした。ファーストゲットは早藤会員であった。
 しばらくして、「よし、きた!」、その声の方を見ると、清水会員が気持ちよく竿を曲げている。これまた私がタモ入れし、 写真を撮ってあげた。次は私だと意気込んだが、後が続かない・・・そうこうしている内に、またもや清水会員が大きく竿を曲 げている。良型だ!これまた私がタモ入れし、気付いたら私は両隣のタモ入れ係と化していた。今回はさすがに気を使ったのか 、私の後ろを通り過ぎて早藤会員に写真を撮ってもらっていた(苦笑い)。私はというと・・・おいてけぼりをくらって焦って いた。そう!1人だけメジナボーズである私の頭の中は絶望感に打ちひしがれていたのだ。撒き餌と仕掛けを同調させようとし たら、どうしても清水さんの前のハエ根の方に行ってしまう(それまで、色々あがいてみたんですが・・・)。申し訳ないが、 ポイントを共有させてもらうことにした途端(清水さん、ゴメンナチャイ)。「き・ま・し・た・よ〜待望のアタリが!」ウキ が流れと違う動きをしたかと思うとスーとゆっくりと入っていく、「あわてちゃダメ!」と自分に言い聞かせて、魚に違和感を 与えないようにゆっくりとラインを送り込んでやる。そして、聞き合わせと言うよりはラインを止めてやると、穂先に「クンっ 」と待望の感覚が!ようやくメジナを釣ることができ、ほっとした(もう涙もんでしたよ)。その後、同様のアタリで40cmちょ いオーバーまでゲットして、久しぶりに寒メジナの渋々釣りを堪能した。

渡船店「倉ノ下」さん提供 本日の釣果一部

【全体状況】
 当日は、伝吉では43cmが出ており、ポツポツではあるが良型が出ているので、渋々の寒メジナはしばらく楽しめそうだ。

【今回のスタディー】
 エサトリがいる場合、重めの仕掛けで一挙に沈める方法もある。しかし、渋々のこの時期となると違和感があればメジナがエ サを離してしまう。そこで、軽い仕掛けでも撒き餌と同調させながら送り込めて、且つエサが残れば結果は出せる(そんなルー トまたは時間帯は必ずある・・・と信じることが大事)。尚、早合わせは禁物!その点、GUREKOウキはすばらしいですよ。魚に 違和感を全く与えないのか、渋々のアタリなのにエサを離さずに持ち込んでいくんですよ。ほんと助かってます。

■使用タックル
 ロッド: マスタリー深棚1.25-575
 リール: トーナメントISO Z(口太スペシャルスプール仕様)
 ライン: アストロングレイトNT 1.85号
 ハリス: Vハード 1.75号
 ハ リ: ひねくれグレ7号ストレート
 ウ キ: GUREKO 環付きS-007(全層スルスル)

■3人の釣果
 口太メジナ25-40.5cmを12匹


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