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釣 行 日:2006年6月4日(日)
釣行場所:伊豆半島・入間(タタミ根) 「東レカップグレ」入間予選
海 況:小潮、風 北東(強風→弱風)、曇り→晴れ
昨年のマルキューカップ以降、大会にはご無沙汰だったのですが、1年ぶりにメジナ釣りの大会に参加してきました。まだま
だ大きな大会経験は少いため、今回も大会の釣りを経験できる良い機会だと思っていました。今回は残念ながら清水会員が急病
のため棄権となりましたが、私と佐山氏で「東レカップグレ・入間予選」に参加してきました。
前日は北東風のち西風が強く吹いていたため大会開催が危ぶまれましたが、大会スタッフに確認したところ、実施するとの事
で会場である入間に向かいました。今回の大会は前回より参加人数を増やし、1番船、2番船のそれぞれ1位で再度、セミファイ
ナルを実施し、そこで勝ち残った人が決勝大会に進む方式になっていました。
私が受付時に引いたクジの番号が51番だったため、美沢丸の2番船となりました。朝5時頃に大会説明を受けたのち、6時に1番
船、6時30分に2番船が出船しました。今回の大会では3隻の船が出船しました。私が乗った美沢丸の2番船は全員がタタミ根に渡
礁する事になりました。当日は小潮で干満が15cmしか無いため、とりあえずサラシが出ていて潮が動きそうなポイントに入れれ
ばと考えていました。渡礁後、大会スタッフが磯に乗っていなかったため、参加者達でクジ順に釣り座を決めていきました。周
りを見渡すと加賀根向きはサラシが無かったため、サラシが出ていた黒島向きの割れ目がある場所を釣り座に決定しました。
コマセを磯の割れ目と磯際周辺に投入後、まずはGUREKOウキのM00を選択して実釣開始。割れ目からの払出しはさほど強くな
く、磯に対し平行(下り潮)に流れていました。磯際を偏光グラスで見てみると割れ目の出口は根が張り出しており、出口を流す
と根掛かる状況でした。エサ取りや木っ端メジナも殆ど見当たりません。磯先端が潮を被るため、波の様子を見ながら出れる範
囲にチャラン棒を打ち、釣り座を修正しました。仕掛けを少し沖目に投入し、根掛かりに気を付けながら右から左にゆっくり流
して釣るようにしました。
沖を見ると鳥山が確認できました。移動速度から予想するとサバの可能性大!。しばらくして右隣の人の竿が曲がっていまし
た。どうやらサバが回ってきたようです。私のウキにもアタリが出初めましたが・・・やはりサバの仕業!。練習と思いながら
何とか取込み、釣り再開。
その後、ウキやハリの重さを替えたりしたのですが全くメジナは釣れず、10時を過ぎてしまいました。やはり周りの人達も苦
戦している様子で、休んでいる人もチラホラ見えます。私も攻め手が無くどうしよかと考えていた時、攻めていない場所といえ
ば沖向きしか無いと思い、GUREKOの-00水中センサーを使ってみる事にしました。上のウキはGUREKOウキのS0をチョイスしまし
た。2つのウキが付いているため、ちょっと大仕掛けな感じもしますが西村オーナーのアドバイス通り大遠投してみました。少
しラインを巻いて修正した後、コマセもなるべくウキ周辺に集まるように数回遠投しました。水中センサーはイエローなので着
水後にゆっくり沈んでいくのが確認できました。上のウキは目印といった感じで沖でのアタリは目視では殆ど分かりません。
ラインが引き出されるアタリが出る事を信じながらウキをゆっくりと沖に流していきました。すると突然、ズドンという感じ
で一瞬ラインが引き出されました。もしや!と思い竿を立ててみるとサバとは違う引きが伝わってきます。ラインを巻いていく
と魚が割れ目出口の根に走ろうとするのが分かりました。なるべく磯先端に移動して竿を寝かせて耐えると、上がってきたのが
40cmの口太メジナでした。この調子であと一匹!と思い、その後、何度か沖目を攻めましたが12時30分で納竿となりました。
-00水中センサーを使って1投目からヒットし、正直、驚かされました。予選通過はまだまだですが、大会で良型メジナを釣っ
た事は何よりの収穫でした。釣りは最後まで何が起きるか分かりませんね。今後も釣れない時程、諦めずに釣りができればと思
っています。
■使用タックル
ロッド:紫電 1.2-53
リール:BBX3000テクニウム
ライン:リアルドリフト磯 2号
ハリス:Lハード 1.7号
ハ リ:棚グレ5号、一発グレ5号、短グレ5号
ウ キ:GUREKO 環付M00、M00R、-00水中センサー+S0
■釣果
口太メジナ:40cmを1匹
サバ:35cmを1匹
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