釣 行 日:2005年1月22日
釣行場所:伊豆半島・神子元島(江の口→アンドロ)
利用渡船:株式会社 伊豆下田フィッシング(みこもと丸)


私の竿曲げ  昨年の暮れに、肘の手術を行いTEAMの竿納例会に参加出来ず一人寂しい正月を迎えましたが、やっとリハビリも終わり 早速行ってまいりました。今年も、昨年と同じく初釣りは神子元です!!面子は、TEAM GUREKO関東のキンタ代表 補佐と早藤氏。
 午前2時過ぎ、何時ものタカラに待ち合わせをしサクサクっとメジナ君達のランチを拵え下田フィッシングへと向いました 。久しぶりの釣行とも有り道中、釣り談義が花を咲きアッと結う間にISFに到着。出船の1時間前に港へ到着すると、思っ たよりも車の台数は少なく“あれなんか今日、人少ないんじゃな〜い?”なんて話をしていると、とんでもございません私達 の後ろに7〜8台の車が連なっているじゃあ〜りませんか!しかも、見慣れた顔が!それは雑誌でもお馴染み大塚会長を頭と する友志軍団でした。本日は例会の様で友志会メンバーは総勢20名。そして、私達を含めた一般の客も20名。って事は合 計で40名。えっ、40名!残念!みたいな感 じで一気にテンションが下がってしまいました。

 キンタ氏と早藤氏は去年の暮れに50人を経験しておりその時の思いが脳裏に過ぎっているようである。しかし、だからと 言って何時までも溜め息をついてるわけにはいきません、気を取り直してレッツゴー。6時過ぎに40名を乗せ”みこもと丸 ”は港を後にした。
金田氏が捕らえた42cmの口太メジナ  昨日からのウネリが残り、西側の離れ磯は全滅で私達は江の口への渡礁となった。キンタ氏と早藤氏と相談し、無理に1号 2号の方まで行かずチャカ場側のワンドで様子を見て見る事に。直ぐに竿は出さず、キンタ氏とコマセを撒いてみるがエサ取 りの姿も見えず、ちょっと厳しい状況である。
 用意を終わらせ、早速仕掛けを投入すると案の定ウキに反応が見られずエサが綺麗に残っている。エサ取りが居ないだけな のか、深場にメジナがいるのか?頭の中でぐるぐると思考が回っている。そんな中、私達の隣で竿を出していた伊豆海会の方 の竿が海面に突き刺さるかのごとく引き込まれているではないか!!しばらくやり取りが続きなんとか取り込んだそのメジナ は、デカイ!の一言である。その場で計測するとなんと51.5cm!!
 こうしちゃいられない、これは負けてられないよとばかりに釣りを再開するが、気合とは裏腹に、メジナからの反応がない 。だいぶ棚が深い事を想到しハリスにガン球を追加した。狙いを足元から沖の泡溜りに変え遠投してみる、仕掛けがゆっくり と馴染みウキに反応が出るまで、仕掛けを落とし込んでいくともモゾモゾっとウキがしもって行く、視界から消えるまで道糸 を送り込み軽く聞き合わせをすると、ゴンゴンと魚の手応え!ゆっくりと胴に乗せるようにして合わせると、重量感のある引 きが竿を撓らした!足元のハエ根に気を付けながら慎重にやり取りすると、まずまずのサイズの口太が姿を見せた。キンタ氏 のアシストで無事にGET!44cmだ!ヤッター今年初のメジナ!
私が捕らえた本日の最大メジナ、44cm!  それを見ていたキンタ氏と早藤氏も後に続けと言わんばかりに俄然やる気が出てきたようだ。しかし、期待とは裏腹に魚か らのアタリは無く、刻々と時間が過ぎてゆく...。すると様子を見に来たヒデ船長がアンドロのワンドでやれるから行って みるか〜?との嬉しいお言葉、早速、3人で荷物をまとめ船に飛び乗った!

本日の釣果  アンドロの外側はウネリが這い上がって来る為、西側の本島向かいを3人で狙ってみる。コマセはダイレクトにサラシの中 に撒き、仕掛けを沖のサラシとの境目に投入する。となんと一投目から、ゆっくりとウキが消し込まれた!先程の要領で、ゆ っくりと合わせを入れるとまたまた重量感のある手応えが竿に伝わる!サラシの中からゆっくりと浮かび上がって来たのは、 これも40cmオーバーの口太だった。
 魚の活性が上がってきたのか、丹念に際を狙う早藤氏に待望のアタリ!気持よく竿を撓らせている。見事タモに収まったの は42cmの口太!すると、今度はキンタ氏にも!これも42cm前後の口太だ。この調子でお互いが数を伸ばし、入れ食い とは言わないものの3人で40cmオーバーを12枚と、昨年同様気持の良い初釣りが出来ました。

 今回の釣行結果で、改めて神子元島の魚影の濃さを感じましたが、釣ったメジナはいずれも深い棚で食っており如何に軽い 仕掛けを深場に送り込めるかが釣果のカギとなりました。
 決して誰でも釣れるような状況ではなかったわけです。そんな中、早藤氏が掛けたメジナは全て40cmオーバーと日頃の 成果が十分に引き出せたように思えます。TEAMの一員として同じ会員の方の技術が上がっていくのは嬉しいものです。
 今年もお互いの釣技を伸ばし良い結果が出せるよう頑張って行きましょう。

■使用タックル
 ロッド: レボリューションVS 1.5−53
 リール: トーナメントISO ZLB(スプール:2500番)
 ライン: ファインフロート 2.5号
 ハリス: プロ100 2.5号
 ハ リ: グレ一番 5〜6号
 ウ キ: 環付きタイプ:Sサイズ 0

■釣果
 口太メジナ 35〜44cmを8尾



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