TEAM GUREKO関東 第11回GUREKO杯

釣 行 日:2015年1月11日(日)
釣行場所:菖蒲沢
利用渡船:千代丸
海 況:中潮、西→南西強風、凪、晴
競技規定:25cm以上のメジナ5枚までの総重量
参加者:7名
     淡路会員、金田会員、清水会員、橋本会員、早藤会員、平塚会員、広垣会員


出港前の千代丸

 先般、1/11に年1回のチーム公式戦である第11回GUREKO杯を開催しましたので、その様子を報告させていただきます。冬型の 気圧配置が緩む気配がなかったので、早々に西風対策で菖蒲沢に開催地を決定しました。船長の指示で1級磯の千足に4人、大金 に3人で渡礁することになりました。それぞれの磯の状況は以下のとおりです。

【千足:金田会員】

千足島 金田会員と淡路会員(千足)

 久しぶりのGUREKO杯に興奮気味でした。クジ順に従い、私は4名で千足に渡礁し、私は北側根元付近に釣り座を決定しました 。足元を眺めると5〜6m沖までハエ根が出ていて、その先が壁のように落ち込んでいるようです。沖は砂地混じりで大きな根が 見当たらない。狙いを壁の落ち込みに絞ることにし、長竿を選択し、ウキはじわじわ感が強いS-0000として「いざっ!」釣り開 始。幸いにゆっくり当て潮気味で壁に仕掛けを張りつけることができる。しか〜しアタリがない・・・沖に投げる距離をかえる ことによって幅広いタナを探るも非常に厳しい状況が続き・・・結局、マグレで釣った1枚で終わってしまいました。寒メジナ はまるまる2シーズンのブランクがあったので・・・釣り方を忘れてしまったようである(びえ〜ん!号泣)。

【千足:淡路会員】

淡路会員の竿曲げ 淡路会員のタモ入れ

 年に1度のGUREKO杯で前回は3位、前々回は2位だったので今回こそは優勝をと望みましたが結果2位となり目標が達成でずに残 念な結果となりました。釣りの方は、北側根元付近に入った金田会員と伊東向き先端付近に入った早藤会員の間に釣り座を構え ました。久々の磯だったので釣果の目標を40cmオーバーとして望みましたが、釣果は少しとどかなかったものの39.5cmの良型の 口太を釣る事ができ満足のいく結果でした。釣り座は足元からハエ根が竿一本以上あったので長竿にしましたが、掛ける度に一 瞬で根に入られ、引き釣り出すのに神経を使いました。釣り上げて見るとハリスはザラザラでギリギリ捕れた感じです。次回は 40cmオーバーが獲りたい!

【千足:早藤会員】

早藤会員(千足) 平塚会員(千足)

 金田会員、淡路会員、平塚会員の4人で千束島に渡礁する事となりました。ジャンケンで負けたため4番目に釣座を決め、伊東 向き先端付近に入りました。最初はM000で様子を見ましたが浮きは必ず波が落ち着かない先端付近に流れてしまい、強風も手伝 い仕掛けが思うように流せません。針やハリスを変えた後、狙い目を変更し一段手前に降りて足元付近を集中して攻めたところ 10時頃にようやく1匹釣る事ができました。メジナがいる事が分かったのでコマセを小まめに被せて打つともう一匹釣る事がで きましたが5匹キープはならず納竿となりました。バッカン上のメジャーで測ると2匹目は25.5cmあったのですがGUREKOメジャー だと24.9cm、残念ながらキーパー1匹となってしまいました。次は余裕のキーパーサイズで5匹揃えられるよう頑張りたいと思い ます。帰宅後、バッカン上のメジャーを定規で測るとバッカンに表記された寸法よりも短い事が判明。魚を押さえて測るとより 誤差が大きく出るのでキーパーサイズの確認には気を付けましょう。

【千足:平塚会員】
 今回は完璧なボウズでした。冬の時期のメジナ釣りは元々苦手で今大会もシブい釣りになると思っていた通り、餌取りにも遊 んでもらえずベラを数本釣って終わってしまいました。餌をまく度にウミネコが寄ってきてしまったのも原因かもしれません。 まずボイル餌の作り方から見直して2015年シーズンを良い年にしたいと思います。

【大金:橋本会員】

橋本会員(大金) 広垣会員(大金)

 大金先端の右側に釣座を決めましたが、途中から腕が折れそうなほどの風が吹いてきてチャカ場に移動も、朝一の一匹で終了 しました。まだまだ修行が足りません。。。

【大金:広垣会員】
 真面目に口太狙いで、ウキや仕掛けを小まめに変え、試行錯誤しながら、トレースするポイントを丹念に探りながら、釣りし ましたが。結果は、1尾掛けるのがやっと。少しでも、棚やトレースラインが変わると食ってこないようだったが、自分にはそ こを正確に流す技量がなく、力不足を痛感した釣りとなりました。

【大会結果】

会員名
 総重量  最大魚
優勝
清水会員
2,080g(3枚)最大魚:40.0cm
準優勝
淡路会員
1,680g(2枚)最大魚:39.5cm
第三位
金田会員
665g(1枚)最大魚:34.0cm

磯上がり お世話になった千代丸 検量風景(長寸) 検量風景(重量)


【優勝コメント:清水会員(大金)】

大金 清水会員

 菖蒲沢にて第11回GUREKO杯がおこなわれました。当初南伊豆での開催を予定していましたが、西風が吹き荒れることを想定し 幹事の金田さんが気を利かせ早々と伊豆半島の東向きを位置する菖蒲沢へ変更。菖蒲沢は西風対策の逃げ場と思われがちだがこ こ最近の釣果速報によると、昨年の暮れから連日40cmオーバーが上がっており出船間際になると釣り人と思われる車が続々と集 まってきた。船長の提案で千足に4人、大金に3人の振り分けが決まり、くじ順5番の自分は橋本氏と広垣氏と3人で大金へ渡礁。 珍しくじゃんけんに勝った自分は、千足向かいの先端角に釣り座をかまえ釣り開始。コマセをまくと、そこのほうに茶色い魚影 が確認できる、仕掛けを回収するとハリスがボロボロでどうやら北マクラなどのハギ類のエサ取りのようだ。仕掛けをまめに回 収し、ポイントを探るも毎回からバリが返ってくるだけで、メジナらしき反応は無い。それならばと、重い仕掛けで深いタナを 狙うも根が荒いうえ思ったよりも水深が浅く、根掛かりを連発(浮き取りパラソルが活躍した)。

 まったりとした時間が過ぎていく中、右隣で竿を出す橋本さんに待望のキーパーサイズが取り込まれ、今度は右隣りの広垣さ んもタモ入れサイズをキープ。時合いかと期待するが自分には反応なし。近場のポイントに見切りをつけ、大遠投し沖のしもり 根を狙うと付けエサが残ってくる。これはチャンスと思いしつこく狙うとしぶしぶと浮きに反応が、30cmほどしもりじっと待つ と一気に水中へ加速した、間違いない手ごたえで無事30cm弱のメジナをキープ。今年初のメジナにほっとしたが規定は5枚なの でコマセを切らさず再度同じポイントを狙う。が、しかし反応はない・・・今日は拾い釣りか。根が荒いということは逆に言え ばポイントが多いこと、とにかく魚がついていそうな根を見つけあっちこっち釣法を試みる。すると、規定サイズの25cmをやっ と上回る位のメジナを1枚追加。気づくとすでに昼を回っており今日はこれで打ち止めかと思った矢先根掛かり覚悟、バラシ覚 悟でど際を狙うとゆっくりとしもった浮きが電光石火のごとく加速!びっくりしてあわせを入れると今までにない重量感で竿が 根本から曲がる!足元のオーバーハングした根に張り付かれるが何とか引きずり出すことに成功、ハリスの強さを信じ強引に浮 かせた魚体は見事40cmはあるだろう立派な体高のメジナだ!浮かせてからも幾度となく抵抗を繰り返すも何とかタモ入れしキー プすることができた。規定の5枚を添えることができなかったが、初釣りで40cmメジナをゲットすることができ大変満足のいく 釣行となりました

〔セッティング〕
 ロッド:オレガKSV1.25号520
 リール:11インパルト2500D
 道糸:ハイポジションフロート1.75号
 ハリス:2.5号+1.7、2段テーパー
 ハリ:口太ぐれ4→3号
 刺し餌:ボイル、生
 撒き餌:アミ4kg+ボイル3kg+パン粉2kg+ホワイトパワーにんにく
 ウキ:環付M-00R

表彰式(準優勝した淡路会員) 表彰式(優勝した清水会員)

淡路会員_清水会員の釣果

【幹事総評:金田】

 水温低下で数釣りが望めない状況でしっかりと40cmクラスをキープした優勝の清水会員と準優勝の淡路会員には素直に賛辞を おくらせていただきます。特に清水会員は昨年に引き続き2連覇で通算3回目の優勝で、さすが我がチームのエースです。このま ま清水会員が3連覇するのか?はたまた誰が阻止するのか?来年はどのようなドラマが待ち受けているのか?今から楽しみです 。最後になりましたが、突然の申し込みに係わらず1級磯を選んでいただいた千代丸の船長に感謝申し上げます。

GUREKO杯_参加者

文:淡路会員、清水会員、橋本会員、広垣会員、平塚会員、早藤会員、金田
写真:早藤会員、橋本会員、金田
編集:早藤会員、金田



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