TEAM GUREKO関東 2007年2月度例会

釣 行 日:2007年2月17日(土曜日
釣行場所:西伊豆・仁科
利用渡船:龍弘丸
参加者名:【会員】八尾、広垣、早藤、清水(幹事代行)
潮周り:大潮、風 北東、曇りのち雨、水温15℃


さる2月17日に西伊豆の仁科にて月例会を開催しました。

 この季節の週末は決まって西風が吹き荒れることが多く、東伊豆での釣りを覚悟していましたが、前日の予報で珍しく北東風 が吹くとの事で初場所ではありますが寒シーズンで大型メジナの実績が高い仁科で例会を行いました。先ず渡船前に参加者4人 でじゃんけんをし渡礁順を決めた結果@早藤氏、A私、B広垣氏、C八尾氏の順番となり先ず早藤氏と私が大場所の"白島"へ、 広垣氏と八尾氏はオジガゴシへ渡礁し釣りを開始しました。

白島(右)とセイ島(左) 白島(セイ島向かい) お世話になった龍弘丸

『白島』渡礁者:早藤会員・清水会員

 船長の指示に従い沖向きへ釣り座を構え、早藤氏は水中センサーを使用し緩やかな潮の流れを狙う超遠投釣法、私は磯際から 10mまでの間隔を完全するするで深い棚を攻めてみました。深場とは言え重い仕掛けを使わず、管付ウキを使用し糸の抵抗を 極力抑え軽い仕掛けを自然に落とし込むことを心がけてみました。コマセが利き始めたころかすかに浮きに反応が出るようにな り創造した通り深場で餌をつまんでいるようで餌だけがとられる事が多く、針を小さくしたりガン玉をはずしたりと思考錯誤し メジナのあたりを待ちました。10時を回ったところで下り潮が上りへ変わり海の状況がざわつきはじめました、道糸が潮に取 られないよう心がけゆっくりと仕掛けを沈めるといままでとは違うスピードで浮きが水中に引きこまれ指先で抑えていたライン がぱらぱらと引き出されました、仕掛けを十分送り込み合わせを入れるとまずまずの手ごたえです、上がってきたのは35p前 後の口太でした。この調子で後に続けとコマセをすぐに打ち同じ要領でポイントを攻めてみますが今度は厄介な餌取りが集まり だし非常に釣りづらい状況となりました。

 昼を回ったところで昼食を取り軽く休憩を入れ午後の釣りを開始します、潮は止まること無く若干動きが早くなったようです 、条件は悪くないのであきらめずに磯際を狙いました。餌取りの層をかわすためコマセを多目に撒きあたりを待つと、突然スプ ールから道糸が引っ手繰られました!向こう合わせ状態ですかさずやり取りをはじめると今までに無い重量感とトルクが竿に伝 わります、絶対にばらさないよう慎重に時間を掛けやり取りをするとうっすらと魚影が見えてきました、でかい!思わず叫んで しまいましたが気を緩めず確実に浮かせ何とかタモに収まったのは、なんと!50pの口太でした。渋い状況でしたがこんな日 こそこのようなでかバン口太が釣れるのだと実感した一日でした。早藤氏も何度か口太のあたりらしきものを捉えるが食い込む まで行かず悔しい思いをしたようです。

清水STAFFの竿曲げ1 清水STAFFの竿曲げ2 ついに口太50オーバーGet!

『オジガゴシ』渡礁者:広垣会員・八尾会員

 久々にナライの予報だったので、初場所ではあるが仁科を提案し、渋々の口太釣りに挑んだが、これほどまでに渋いとは・・ 。清水会員、早藤会員を白根に降ろし、八尾会員と私は仁科の磯の北側に位置するオジガゴシに渡った。船長のアドバイスは、 「水深は竿2本、10mほど先にある沈み根の周りを探って」であったので、素直に従って管付きM-G2のウキを使い、浮き止め を竿1本半のところにセットして徐々に層を深くしていったが、竿2本まであげても餌はとられない。潮もほとんど動かず、コ マセはまっすぐ下に沈んでいく。しからばと、ガン玉を追加して(G5x3)、仕掛けがなじめば徐々に沈む設定で、沈み根回り を探るが仕掛けの馴染みがいまいち思わしくない。その後、針、ガン玉の位置等々変えてみたが、相変わらず時折付け餌がとら れるのみ。ウキをM-00に変えて探ると、ウキに当たりらしき挙動は出るものの、送り込んでも、合わせても付け餌がついた針が 帰ってくる。ウキをさらにM-00Rに変え、ガン玉をすべて外し、道糸を操作して仕掛けの入るスピードを調整しながら探ってい くと、ウキの沈みが若干加速し、合わせを入れたら口太君とおぼしき引きで、際に向かってまっしぐら。竿を左右に振って魚の 向きを変え、何とか35cmの口太を取り込むことができた。結局、この日は2ヒット(1回は魚を掛けるも、針外れでバラシ )のみという、激渋パターンで、1番船で12〜3名の釣り人が帰ってきたが、メジナをキープしていたのはわずか3名。私も 、00Rが無かったらおそらくボーズだったと思うので、00R様々です。

検量風景 例会参加者

【競技規定】
 30p以上3匹の総長寸

●例会成績

会員名
合計サイズ
 内訳
1位
清水 
 86.0cm 36/50cm
2位
広垣
 35cm 


文責:清水、広垣  写真提供:早藤



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